最高のゲーム

昇格争いのライバル湘南をホームに迎えての1戦。
動員も含めて18000人を越える観客が長居に詰めかけた。

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カイオが復帰しほぼベストメンバーと言っていい構成。ただ、前節前半で交代した平島はベンチにも入っていない。そして中盤は藤本を入れた3センター。
一方湘南はアジエルが今節も欠場。しかし怪我が明けた田原が久々のベンチ入り。
試合の方はホームセレッソが開始から圧倒。藤本が入ったことで守備の負担が減った酒本、石神がより高い位置を取れるようになったこともあり、完全に湘南を押し込む。湘南は防戦一方ながらも田村、ジャーン、村松らが身体を張り最後の一線だけは越えさせない。湘南は前半シュート0本と完全にセレッソペースで進んだ。
後半に入っても同じような内容。そうそうに田村が乾へのバックチャージでイエローを貰う。そしてその7分後にはカウンターから身体を入れ替えようとした香川に対してラリアットのように手を使ってしまい2枚目のイエローで退場となる。湘南ＤＦの要だった田村を失い、さらにセレッソの勢いが増す。そして退場から5分後の61分。船山が香川とのワンツーで抜け出し、落ち着いてゴールに流し込みついにセレッソが先制する。
66分負けは避けたい湘南は、酒本、乾に振り回され消耗した阿部に代えて田原を投入する。このタイミングがちょうどＣＫのタイミングと重なったが、田原には高さがあることからこの交代を決行する。しかし、これが完全に裏目。田原が入ったことにより、リンコンが上がることになり、その位置に田原が入ったが、本来阿部が入るべきポジションとマークの確認が曖昧なままセレッソのＣＫが蹴り込まれる。そしてファーサイドの羽田がノーマークになりフリーで折り返す。反応したカイオのシュートは野澤が好反応でストップするも、こぼれ球を藤本がダイレクトボレー。さすがに野澤も反応できずこれが決まり2−0となる。
1人少ない湘南相手にはこれで十分だった。
さらに交代で入った田原は前線に張るのではなく、トップ下に近い中盤の位置に入ったため怖さが半減していた。点を取るためにリンコンを残すという判断だったであろうから、狙いは分からなくなかったがこれは失敗だった。リンコンに代えて猪狩を入れて田原をトップに上げてようやく攻められるようになったことからも、結果的に交代策は失敗だった印象が残る。
湘南も意地でＦＫからジャーンが合わせて1点を返すもセレッソは時間稼ぎの交代も含めて最後まで試合をコントロールし勝利をおさめた。
今日の長居はサポもこの一戦の重要度が分かっていたのか素晴らしい雰囲気だった。その中で快勝したのは大きい。この試合の後は49節の仙台戦までは昇格争いのライバルとの試合はなく、着実に勝利を重ねるだけで昇格に大きく近づいていく。

連休用に買ったモノと今月買ったモノと予定のモノ

428 ~封鎖された渋谷で~ - PSP

色んな人が面白いと言っていたのでこのタイミングでＰＳＰ版が出たのはありがたい。

サクリファイス 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

サクリファイス 2 (ヤングチャンピオンコミックス)

サクリファイス 3 (ヤングチャンピオンコミックス)

コミック版「サクリファイス」もついに完結。

サクリファイス

小説版を忠実にコミカライズしてます。サスペンスの要素とロードレースの魅力両方上手く描かれている。ただし、あの女性の扱いは可哀そうだな。単なる酷い女という描かれ方しかしてないもんなぁ。

ヒルクライマー

高千穂さんのロードレースを題材にした小説。
本人も自転車乗りということもあり期待してる。

ちはやふる(6) (BE LOVE KC)

ほんと熱い物語だ。この巻で感動したのは

「運命戦？　ふざけんな　運命なんかに任せねえ」

この台詞には震えた。

宇宙兄弟(7) (モーニング KC)

なんか最近色んなフラグたちすぎだろ。
こんな感じかな。

連休の予定

連休を利用してちょっと実家に帰ってきます。
20日の湘南戦は観てくる。
23日の味スタでの緑戦は観に行くのでそれまでには帰る予定。

これは微妙

鹿島−川崎の再開試合、Ｊが運営経費負担　SANSPO.com
なんか騒ぎが大きいからやったって気がしてしょうがない。
これ負担するならなんでいままでの再試合の経費負担しなかったの？
栃木は完全払い戻し、半券での入場をやってるけど費用補てん無しで再試合やってるよね？
なんか腑に落ちない。Ｊ１の優勝争いで注目が集まったからやったってんじゃ栃木も横浜ＦＣも可哀そうだ。

最近買ったサッカー本

サッカー戦術クロニクルII

サッカー好きが大絶賛した「サッカー戦術クロニクル」の続編。
今度は１巻がＡ面だとしたらＢ面の戦術ということで異端扱いされた戦術がメイン。
今回も面白い。選手の特長を最大限生かすための異端もあれば、弱点を補うために特殊な才能を持った選手、オールマイティーな特長のある選手を生かすための異端など様々。やはり、どんな時でもどのような意図で誰を配置するのか、そこがないと模倣に過ぎず破たんをきたすという栄枯盛衰の物語でもある。

続・実況席のサッカー論

山本浩アナとクラッキーの対談こちらも第２弾。山本さんもうＮＨＫを退社してるんですね。地上波でもスカパーでもいいから取りに行けよ。
別媒体ですがクラッキーは相変わらずfootballistaの連載でもいきなりサマーウォーズの話から代表のオランダ遠征を語ってたりいつものながらのサブカル好きを発揮してました。foot!もこの調子でｗ

季刊サッカー批評 issue 44 サッカー監督の取扱説明書 (双葉社スーパームック)

なんか明らかに狙った表紙になってますｗ
しかし前号取り上げた時にid:CHONOさんが言ってたけど確かに海外モノ減ったね。意図してるのか、出版不況に巻き込まれてるのか気になるところ。数少ないってか唯一といっていい硬派な雑誌だけに心配。

色々問題はあるけれど

Ｊ初の決断！鹿島-川崎は後半２９分から　スポーツナビ
どうなるかと思った鹿島−川崎の試合中断、中止問題ですが、同等の条件を引き継いでの再開という形になりそうです。
柔軟な対応を取ったＪを評価したい気もしますが、改めて何故中断から中止に至ったのか、その経緯と最終判断を誰が下したのかという部分を明らかにしてもらいたい。
しかし、鹿島サイドの
鹿島、補てん要求か「２戦開催理解して」　nikkansports.com
この要求は少し虫が良すぎるよな。
同じく今年中断から再試合となった栃木は
２００９Ｊ２リーグ第３３節 栃木ＳＣ vs 横浜ＦＣ　代替日決定のお知らせ 　栃木ＦＣ公式
同様に半券での入場、払い戻しもやってるわけだし。確かに20分弱の試合にプラスで客を呼ぶのは難しいところだけれどもそこは値段下げたチケット売るとかそういう努力をしてしかるべきじゃないか？
あと気になったのは1-3で負けでいいよってフロントの社長が言うのはどうなの？選手は心情的には川崎に同情してる選手もいるだろうけど、勝利を目指して戦っていたわけで、それを勝手に打ち切られ負けでいいよって言われたとしたら決して気分のいいものではないと思う。
ただし、この先にも大きな問題を抱えてしまったのは事実。再試合と再開の線引き、再開としても開催日がズレることによる選手の怪我等で前回対戦時の条件をそのまま引き継げる可能性が100％ではないし。
雨でボールが転がらないからなどと言うよく分からない理由で試合を勝手に中断しないことが一番だろうけど。

やっぱりアウトだったね

この理事会では他にも緑の経営問題などの話題もあったんですけど、ここにきて大きく取り上げられたのが
６月３日（水）Ｊリーグヤマザキナビスコカップ第５節ｖｓ．大分トリニータにおけるＪリーグの制裁について　広島公式
これはその当時に
明らかなベストメンバー規程違反きたーｗ　サッカー蟻地獄
ですでに話題になってたんですけど音沙汰がなくてどうしたんだろと思ってたらやっぱりアウトだったみたいですね。
紹介したエントリも規定の受け取りを間違えてるんじゃないかとか言われてましたけど、おそらくそうなんでしょうね、そんで事務局に問い合わせてみたら事務局側もよく分かってなかった、で曖昧な返事もしくは大丈夫なんじゃないみたいな、言った言わないの世界になったんだろうな。
つーかそういう問い合わせはちゃんと文章にしておけよ。
Ｊとしても非はあるけどこれＯＫだとなし崩しになるし、規定を厳密にやれば10人アウトって超ド級の違反（でも蟻地獄の隊長さんの記述だとハンジェはともかく高柳と盛田はセーフっぽいですけど）処分しないとどうしようもねぇよ。って状態。
私の意見はベストメンバーで戦うことという努力目標は残しておいて直近5試合云々は外せという考えだったんですが、この事件で判明したのはＪ自身も規定が分かってないってことだな。
とっとと42条は2項以下削除しようぜ。