明日のＪ１展望

我がのところは冷静にできないので、Ｊ１のレビューを

• 札幌−鹿島

去年と同様に最下位と首位の戦いであるけれども、去年の浦和がＡＣＬなどもあり疲弊していたのと比べると鹿島が有利であることには違いない。ドラマを見たい気がするけれども難しそう。

• 大分−名古屋

大分は3点差つけて勝利するとＡＣＬ自力出場権が確保できるこの試合。ただ、大分は無理に攻めることなくいつもどおりのサッカーをするだろう。なぜならそんなことをする必要もなく、勝たなくてはならない名古屋が攻めてくるから。大分ホベルト、名古屋ヨンセンと主力に怪我が出ている影響でお互いベストメンバーではないものの攻める名古屋に守備で耐えて決定力のある2トップにかける大分。面白い試合になりそう。

• 東京Ｖ−川崎

方や降格がかかり方や逆転優勝がかかる対戦。
普通に考えれば川崎有利なんだけれども、前節は川島に助けられたようにＶ・ジュニオールの怪我による欠場で川崎のチームバランスが崩れていることが気にかかる。川崎はいつも同様に攻めるだけだが、そこを緑がどこまで突いていけるかがポイント。逆にそこを突くことなく守りに入ればおそらく川崎の攻撃陣の餌食になるだろう。

• 千葉−ＦＣ東京

厳しいもののＡＣＬ出場の可能性を残す瓦斯と勝利しか生き残りの可能性のない千葉との対決。
千葉は前に出るしかないもののボスナーの出場停止が痛いのと正直巻の頭ぐらいしか可能性を感じられなかった攻撃をどう立て直すか。瓦斯は普通に勝利を目指すなら千葉がバランスを崩すのを待てばいいんだけど、出場権を勝ち取りに行くのならば攻めに出る。そこの部分の駆け引きがポイント。千葉は工藤、深井が先発ならと思うが、前節のような戦いでは勝ちきるのは巻の頭が炸裂しない限り厳しいだろう。

• 磐田−大宮

多分一番試合としてはつまらないと思う。勝ち点１で絶対安全圏に到達する大宮は無理に攻めることなく、ラフリッチの頭というシンプルな策を取るだろうし、磐田にしても勝ち点１あれば自動降格は免れる。おそらく前半はお互い様子見。他会場の経過で磐田がどう動くかだけがポイントになりそう。前半の時点で緑、千葉が負けているということになればそのまま様子見の試合展開で終わる可能性が大。ただ、事故的に大宮が先制すればいろんな展開がありそう。

• 新潟−Ｇ大阪

雪の可能性もあるというこの試合。Ｇ大阪がどこまでの意気込みでこの試合に臨むのかがポイントになりそう。CWCを控え、この試合に勝とうが負けようが7位が確定しているＧ大阪。無理に勝ちにこだわる必要がないというのが新潟にとっていい材料。ただ、新潟も前節も内容では上回っていたのにオウンゴールのような失点で敗戦、とこのところ勝ち運に恵まれていないのが気にかかる。

と、こんな感じで優勝、降格争いのカードをレビューしてみました。降格争いで面白いのは対戦相手も色々なものがかかっているので無理に攻めなくていいというファクターを抱えていること。逆に戦い方が難しいのは磐田と新潟。相手のモチベーションと自分たちの戦い方をどう合わせるのか。無理に攻めての失点はしたくないだろうし、かといって引きすぎるのも危険。
ま、基本Ｊ１の争いは他人事のように見させてもらいます。
こちらは勝って、相手の結果次第なのでまずモリシの最後の公式戦をいい形で終われれば。そして結果がついてくればいいんですけど。