AFC U-19選手権 日本−サウジアラビア

お互い2連勝で迎えた第3戦。U-20W杯出場がかかる準々決勝をどの対戦相手とやるかという意味でお互い微妙な立場にたっての試合。
日本は前のイラン戦からは、鎌田、水沼、香川、鈴木以外は総入れ替えし、正直負けてもいいというメンバー構成か。
試合の方は、サウジが積極的なプレスから日本のお株を奪うパスサッカーを披露。前半の日本は完全に封じ込まれてしまう。シュートはわずかに3本そのうち2本はFKという状態。
後半に入っても出だしの展開は同じ。そういった中、サウジのロングスローに対してこの日ゴールマウスを守る松本が目測を誤る。流れたボールをサウジの6番に押し込まれ先制を許す。しかし、サウジの方も、前半からかなり激しくプレスに行ったせいか、先制点でスローダウン。香川が持ち前のドリブルを生かせる状況になる。そして、ドリブルで抜け出した香川がひきつけて水沼にパス。それを水沼が豪快に決めて同点に追いつく。そのあとはお互い、中盤が空きだしカウンターの応酬となるが、最後の部分で決定力を欠く。最後PA内で薗田のハンドっぽいプレーがあったが、主審は故意ではなく、不可抗力と判断したのか流し、ピンチを免れる。結局1-1のドローで終了。得失点で日本は1位抜けとなり、B組2位の韓国とU-20W杯出場をかけて争うこととなる。一応仙台カップでは勝利しているものの、こういう本番での韓国は日の丸ドーピングが入るので油断は出来ない。
しかしこの日の中国の主審は日本の審判以上にフィジカルコンタクトを厳格に取るレフェリーだった。この基準で国内でも笛吹いてたら彼の国の代表もあんなカンフーサッカーにはならないと思うんだがw