それほど悪いとも思わなかった(日本−ウズベキスタン)

最近本業のほうの予算がヤバくてバタバタしております。
その影響でこの試合もちょうど帰宅したときに試合が終わってたんですが、twitterなどの反応をみてたら「これはひどい」のオンパレードだったんでどこまでのものかと思いながら録画観戦したんですが、そこまで悪いとは思わなかったんだよなぁ正直。
いや、悪いのは悪いんですがこれぐらいの内容はいつの時代もあったよなぁ程度。もちろんW杯最終予選という本番だからこそのダメだって意見なんだろうけどね。
阿部以外のDFがひどかったとも聞いてたんですけど、今の岡田監督の意図を考えると右ワイドの俊輔のところでタメと時間を作って内田のオーバーラップ、トップ下、左ワイドの飛び込みってのを攻撃の軸にしてる以上、左SBは絞って3バック的に対応ができて、なおかつ守備に計算が立つ選手が必要という理由で阿部が起用されている以上、阿部のサイドを破られての失点ってのは一番しちゃいけないんですよね。そういう意味でも阿部のミスはいただけなかったなぁ。ただ、直接のきっかけを作った闘莉王が一番悪いんですけどね。なぜ駒野を左SBで使わない?ってのもオシム時代さんざん駒野は左じゃダメ*1って意見を見た気がするんで今更それ言うか?って気もする。
あと攻撃の方はもう少し前線に動きがないと厳しいなぁ。右でタメを作ってという攻撃が基本で崩すんだけど、俊輔のところでポイントつくる以上やっぱりボランチのどちらかはPA付近まで顔を出さないと厳しいよなぁ。この試合では長谷部がほとんど顔を出せなかったのは厳しい。というより本当は俊輔にはタメを作るだけじゃないものを要求したいとこなんですけどね。
パス回しがってのは別にこの日だけじゃなくジーコの時も、オシムの時も回してばっかりでってのはよくあった。ま、オシムは「各駅停車ばっかり」と怒ってましたがw
そういう意味でも別に岡田のせいってわけでもないだろと思うんですよね。
あと、驚いたのはベンチ入りメンバー確かに批判はあるでしょうけど、個人的には岡田監督のムービングサッカーへのこだわりというか妄執みたいなものが感じられて驚きがあった。
ま、確かにホームで勝てなかったのは痛いけど、こういう試合があるのもサッカーだしね。
ただ、この試合で一番岡田監督が責任が重く責められるべきは、芝を短く、さらに水を撒いたことでミスパス、転倒を誘発したこと。これは自らリクエストしたことなんで、これの責任は重いですw

*1:右SBは加地か駒野か論争も今となっては懐かしい