岐阜戦
GK 相澤
DF 柳沢
前田 相澤
江添
丹羽 柳沢 前田 江添 丹羽
MF アレー (81分 青山)
ジェルマーノ アレー ジェルマーノ
乾
香川 乾 香川
FW カイオ
古橋 (73分 小松)
SUB 鈴木 古橋 カイオ
羽田
藤本
香川が出場停止明けから復帰し、怪我で離脱した平島のところに丹羽が入った。また古橋、カイオの2トップで小松はベンチスタート。
前回の合宿明けでは疲れが抜けきらないといった失態を見せてしまった桜だが、今回も立ち上がりは前節の惨敗から立ち直ろうと勢いをつけてきた岐阜に押し込まれてしまう。しかしその岐阜の勢いを止めたのがカイオだった。前半12分それまで全くいい形でボールを触れなかった乾の突破からニアサイドへの速いクロス。そこにカイオが飛び込んできて先制。トップが小松だとファーへの緩いクロスに偏りがちだったんでこういうニアへの速い、低いクロスで点が取れたのは大きい。
そのわずか3分後には柳沢がこれも低くて速いシュート気味のボールをPA内に入れたところをカイオが見事なトラップからの反転シュートを決めて早くも2点リードする。
しかし、ここからは前節の徳島戦を思わせる中だるみに入ってしまい、追加点を取ることができない。
そして前半終了。
レヴィークルピ監督(C大阪):
・ピッチがスリッピーなので、ロングパスは流れてしまう。きっちりパスをつないで組み立てよう。
・乾もシンジ(香川)も、もっと形を作れるはず。まだ足りない。
・古橋とカイオはもっと前からプレスを掛けるように。出来ないなら、すぐに選手交代する。
J's GOAL ハーフタイムコメント
といった指示を受けて後半にエンジンが再点火する。
56分今度も乾の突破からのクロスを香川が落ち着いてトラップしDFを1人かわしてからシュートを決め3点目。
その5分後にもほとんどさっきと同じ形から香川の今度はヘディング、一度GK日野が防ぐも弾いた球に古橋がプッシュして4点目。
これで完全に勝負あり。
後半アディッショナルタイムにはカイオのシュートがDFに当たりコースが変わってハットトリック達成。
さらに、CKから前田が折り返したボールを交代出場の小松が押し込み6点目。
カイオ、香川、古橋、小松と点を取るべき人がきっちりと取り、また乾も3点に絡む活躍。攻撃面では役者が揃ってきた。
厳しい昇格レースの中大きな勝ち点3プラス得失点+6となった。
これで得失点で鳥栖、同じく4-0で快勝していた仙台も得失点で並び総得点の差でかわして4位浮上。
3位湘南とは勝ち点3差、2位山形とは6差あるものの次は山形との直接対決。また桜は山形と比較して消化試合数が1少ないので次節で勝利するとほとんど差はなくなる。
しかし、昨年こういうシチュエーションでことごとく苦杯してきたのも事実。ある意味次の山形戦では昇格する資格があるのかどうかを問われる試合となる。