ブラックバーン−アーセナル

W杯予選でのハットトリックで一躍注目を集めることとなったウォルコットベンゲルはUCLと続く連戦を考慮して休ませることも示唆してたけど、ナスリが代表戦で負傷したこともあり序盤は左サイド、前半途中からはエブエとポジションを変えて右サイドで主にプレーした。
前半開始早々、そのウォルコットが好調さを見せつけるように左サイドからドリブルでカットイン、そして開いたギャップに走り込んだファン・ペルシーにスルーパスを通し、そのファン・ペルシーが上手いタッチから左足で流し込んで先制。対するローバーズもロバーツ、サンタ・クルスの2トップがクサビのパスをきっちりとおさめそこからの展開で何度かチャンスを迎えるものの、サンタ・クルスの決定的なシュートはコロ・トゥレがヘッドでクリア。そうした中前半ロスタイムにDF裏のスペースに抜け出したデニウソンに見事なパスが通り、そこから上がったクロスにアデバヨールがヘッドを叩きこみ貴重な追加点を挙げたところで前半終了。
後半に入るとアーセナルペースは加速し、逆にローバーズはクサビのパスも入らなくなりチャンスをつかめない。ウォルコットは連戦を考慮し早めに交代。そんな中エブエの抜け出しから見事な演技でPKを獲得。しかし、転倒の際に着地でエブエは右足を痛めたみたい。いいスピードでPA内に侵入したこともあり、主審はPKを宣告してしまった感じ。このPKをアデバヨールが決めてこれで完全に勝負あり。余裕のアーセナルは17歳のラムジー、16歳のウィルシャーといった英国人期待の若手を立て続けに投入。最後後半ロスタイムにはそのラムジーからのスルーパスアデバヨールが決めてハットトリック完成。
前半には危ない場面も何度かあったもののアーセナルが完勝した。
しかし、もうすぐ復帰できると言われ続けて半年以上のロシツキーは本当に復帰できるのかなぁ?ディアビはもうすぐ復帰予定。エドゥアルドも当初予定よりも復帰は早くなりそうなんて話もある。
戦力は着々とそろいつつあるアーセナル。今年はUCLでどんな戦いを見せてくれるのか。