水戸戦

昨シーズンの終戦を告げられたり、前回の対戦では7連勝で連勝をストップされ、そこからどん底に落ちたので一気に苦手意識が出てきた水戸との1戦

水戸ちゃんサポーター
今まで観た中でもかなり少ないサポ数。大丈夫か水戸ちゃん

GK  相澤
DF  柳沢             
   藤本                    相澤
   江添    
   平島            柳沢   藤本    江添   平島
MF  アレー         
   ジェルマーノ            アレー   ジェルマーノ
   乾
     香川            乾               香川           
FW  カイオ (89分 青山)         
   小松                                 
SUB  鈴木                小松     カイオ
     山下
     柿谷
     白谷

前節の湘南戦で尾亦がアキレス腱断裂で今季絶望の重傷、さらに山本も中指骨折と負傷者がさらに続出。また前田が累積警告で出場停止となった中迎えた水戸戦。
GKは山本が最近先発するまでレギュラーだった相澤が、尾亦のところには平島、前田のところにはルーキーイヤーに3バックの一角を務めて以来のCBとなる藤本。また左サイドには香川が五輪から帰ってきた。
試合のほうは、前半からいつもになく前線からのプレスが徹底されていた。そうした中で圧倒的に押し込む展開。また、香川が帰ってきたことで今までノッキングをおこしていたPA付近での動きに流動性が見られるようになった。そうした中、小松の強引な仕掛けからゴール前で混戦となりちょうど乾が目の前にこぼれてきたボールを落ち着いて流し込み先制。
さらにその5分後、今度は左にポジションを移していた乾がドリブルで深く進入しシュート、キーパーが弾いたところを小松がヘッドで押し込んで追加点。
前半の早い段階で2点のリードを奪う。

さらに圧倒的にボールをキープし攻めるも、肝心なところでサイドにいるプレーヤーがオフサイドに引っかかる。こういうもったいないミスは減らしたいところ。新加入のカイオも積極的に絡みチャンスを作るもゴールに結びつかない。
後半に入ると、やや、プレスのペースが落ち、水戸が息を吹き返す。平島のクリアミスを赤星が拾いそのままミドル。これがサイドネットに突き刺さり1点差とされる。
さらに前掛かりになる水戸に対して何度もカウンターのチャンスを迎えるものの相手GKのグッドセーブやシュートミスなどで点につながらない。一度カウンターに入りかけたところでボールを奪われ逆にカウンターをくらいピンチを迎えるものの荒田のシュートをブロックし事なきを得る。そしてそのままタイムアップ。実にホーム長居では5月31日の愛媛戦以来の久々の勝利。

今日は香川の復帰で前線に流動性が戻ってきたこともあって、だいぶシュートが打てるようになってきた。また、レヴィーが前線からのプレスを指示していたこともあり、序盤から主導権をにぎることができた。前田に代わって入った藤本はスピードもあるし、積極的に前へ出てのパスカットなどまた控えにするのはもったいないくらいの出来だった。
試合終了後この日のゲームキャプテン江添がこの後は全部勝つつもりでやっていくと宣言。
勝てるかどうかは別として、この日のような全員でのプレスの意識があればけが人は多いけれども再び連勝街道を走ることも出来るだろう。ただ、やはり香川、古橋が不在の時に、前線でみんな足が止まる悪癖は何とかしないといけない。カイオあたりもフィットしてきたので今後に期待。
まぁ去年もお盆の時期に札幌にボコボコにやられてから、連勝が始まったので前の湘南との試合が良い薬になってればいいね。