山形戦

怪我人、出場停止など苦しい台所事情の中江添と前田が強行出場でCBに入った。

GK  山本
DF  柳沢             
   前田                    山本
   江添            
   尾亦            柳沢   前田    江添   尾亦
MF  青山         
   藤本                 青山    藤本
   濱田 (89分 柿谷)        
   香川                    濱田       
   乾         
FW  小松             乾              香川         
SUB  相澤                    小松
     山下
     丹羽
     白谷

アレー、ジェルマーノが不在のボランチの位置に青山と藤本が入った。藤本は今季初スタメン。右に2試合連続で乾が入って、左に香川、1トップ小松という4-2-3-1のようなシステム。
前半から乾、香川のドリブルとキープでタメを作って、空いた逆サイドのSBへのサイドチェンジを有効に使った攻撃を軸に攻める。また守備では青山、藤本が身体を張って山形のパス回しを寸断する。ただ、後一歩のところでゴールが決まらない相変わらずの展開。
後半に入った、47分ポジションをチェンジして右にいた香川のドリブルからのグラウンダーのクロスを小松の動きをおとりに使った乾がダイレクトでゴールに流し込んで先制点。山形も、リチェーリ、宮崎と立て続けに攻撃の選手を投入して反撃を図るも、この試合から復帰した前田、江添のCBと青山、藤本のボランチが集中して流れの中からはほとんどチャンスを与えない。そして74分、カウンターから乾のスルーパスを小松がキーパーの脇を通して追加点を上げる。
今日のDF陣はよく集中して残りの時間の山形の攻撃を跳ね返し続ける。そしてタイムアップ、3連敗で止めた。
乾は持ち味のドリブル、パスと攻撃のセンスをいかんなく発揮し1得点1アシストと全得点に絡む活躍。そして今季初スタメンだった藤本もカウンターの芽をナイスタックルで封じたりと活躍。この日はジェルマーノらの不在を全く感じさせない内容も伴った勝利だった。
この後のアウェイ仙台、ホーム広島戦はこの第2クールの一番の山場となる。今日のような戦い方ができれば充分やれそう。広島戦あたりにはジェルマーノ、古橋も戻ってこれそうだしね。
あと新しくカレカを放出して獲ったカイオってどこまでやれるんだろ?
なんにせよ次の仙台戦にあっさり負けるようじゃ今日の勝利は全く意味がないし、前回強行出場したせいで離脱した江添みたいなことがないよう、短い時間だけど怪我もちの選手のケアはきっちりとやって欲しい。