開幕前に予想だけ

今日からユーロが開幕するわけですが、まぁefとG線やるのに忙しくてブログの方をサボっておりますw
開幕してから後出しでオレはこの展開を予想してたと語るのも格好悪いし、逆に始まる前ならはずしたこと言っててもあまり害はないんで各グループの予想を

  • A組

ポルトガル有利が言われてるんですがそこまで絶対視していいのかね?相変わらずCFがいないという悩みを解消することが出来ずにここまで来ちゃいました。ただし、ウィングはC・ロナウド、クァレスマ、シモン、ナニと人材豊富なんでC・ロナウドをFWにしちゃうという手もあるんですよね。後の3チームはロシツキーの穴はかなり痛いチェコ、地元スイス、虎視眈々と狙っているトルコと結構あなどれない国たち。ポルトガルにしても初戦のトルコ戦を落とすようなことがあればわからない。言われているほど抜けてはいないと思います。
で予想。順当だったらというのと個人的にこうなったら面白いってのを併記
表 1位 ポルトガル   裏 1位 スイス
  2位 スイス       2位 トルコ
  3位 トルコ       3位 ポルトガル
  4位 チェコ       4位 チェコ
ポルトガルがもし初戦のトルコ戦を落とすと充分裏の方もありえると思っています。

  • B組

ここはドイツが圧倒的に有利が伝えられてます。ただしDF陣に怪我人が多いのは不安点。それでもチェルシーに移籍以降調子が今ひとつだったバラックも終盤に来て復活、FWにもマリオ・ゴメスという新星も登場している。バラックに怪我等がなければ、後はレーマンさんがものすごいポカしなければ大丈夫でしょう。追うのはクロアチアが筆頭か。予選ではイングランドを蹴落としたクロアチアエドゥアルドの負傷というアクシデントはあるものの、クラニチャルモドリッチといった若い才能も出てきたし、腎臓病から復帰したクラスニッチもいる。もうひとつの開催国オーストリアは厳しいか。ただ、自分たちで負け犬開催国なんてTシャツつくっちゃうくらいなんでプレッシャーではなくいい意味でのホームアドバンテージはもらえるかも。最後のポーランドは正直厳しい。豊富なボルツ、ファビアンスキ、クシュチャクといったGK陣を中心とした守りでどこまで戦えるのか。ただし勝ち上がりは厳しいかもしれないが、守ることは出来るので、グループを混乱させる役割はできるかもしれない。
表 1位 ドイツ   裏 1位 ドイツ
  2位 クロアチア   2位 オーストリア
  3位 ポーランド   3位 クロアチア
  4位 オーストリア  4位 ポーランド
ドイツの勝ちあがりは確実、クロアチアも普通ならば堅いとは思うんですが、何か起こせるなら地元オーストリアかなと、あとポーランド相手に勝ち点を落とすとかなり厳しいことになるのはドイツもクロアチアも同じ。

  • C組

表“死のグループ”。06年W杯の優勝、準優勝チームと強豪オランダが同居するグループ。
ここで落とすのはもったいないチームたちですが、まずイタリアはトッティネスタマルディーニが代表引退。カンナバーロが負傷と自慢のカテナチオに若干不安を抱える。フランスは自称“名将”が率いてるんですが、血液型で選手を選んだりと本人以外の評価はかなり低い。またトレゼゲを代表から外すなど選手とイマイチうまくいってない。軸となるFWのアンリの調子がバルサ移籍以降イマイチなのは気になるけれども、ベンゼマが控えているし、リベリーを初めとした若い才能もいる。
オランダはDF陣に大きな不安を抱えるのと、開幕前にバベル、スナイデルが負傷。バベルは代表からも外れるというアクシデント。ただ、開幕前のトレーニングマッチではロッベンが復活。ファン・ペルシーもどうやら間に合いそうと攻撃陣のコマは揃っているだけに、後はどこまでDF陣が集中できるかが課題。
最後にルーマニア。ここはFWムトゥ、DFキヴとセンターラインの軸がはっきりしている。また予選ではホームでオランダに勝利しており決して侮ることは出来ないし、このグループで勝ちぬけても全く不思議ではない。前回の表“死のグループ”のラトビアよりは間違いなく強いしね。
表 1位 フランス    裏 1位 オランダ
  2位 イタリア      2位 フランス
  3位 オランダ      3位 ルーマニア
  4位 ルーマニア     4位 イタリア
まぁ一番バランスが取れてるのはフランスかな。その次がイタリア、オランダ、ルーマニアという順なんだろうけど、はっきり言ってどうなるか分からない。ちょっとした得失点とかが明暗を分けるかも。

  • D組

ここが真の“死のグループ”だと思う。前回チャンピオンギリシャ、強豪スペイン、古豪復活ロシア、スウェーデン。4チームの力が拮抗しているという意味でここが一番厳しいグループだと思う。まずスペインだけど、ギリシャとか北欧のフィジカルを前面に押し出してくるチームをまず苦手としているってのが一番の不安点。単純に選手の技術だけ見れば抜けているんだけど、ポゼッションも含めて圧倒し続けることが出来るのかどうか。ただギリシャも前回ほどのチームとしてのまとまり等のは欠けるとのもっぱらの評判。UCLでも最近ギリシャ勢が結果を残せていないというのも不安。ロシアは主力が所属するゼニトがUEFA杯を制するなど、ロシアンマネーが好調でリーグ全体が活気があることが好材料。予選でもイングランドを落としており国全体が乗っている。スウェーデンは怪我が心配されたイブラヒモビッチセリエA最終節で復帰、即2ゴールと戻ってきたのが大きい。また代表ではコンビを組むFWに悩まされてきたけれどここに来てベテランラーションが復帰、これで攻撃陣のコマがそろった。
表 1位 スペイン    裏 1位 ギリシャ
  2位 スウェーデン    2位 スウェーデン
  3位 ロシア       3位 スペイン
  4位 ギリシャ      4位 ロシア
ここははっきりいって分かりませんwどのチームにも1位〜4位の可能性があります。メンバーだけ見ればスペインが揃ってるんですが、スペインはギリシャには勝てる気がしないといったのはフットボリスタ編集長の木村さんだったかな?ああいう組織だったチームにはスペインは相性がとことん悪いですからねぇ。ロシアは調子いいんだけど、結構ポカも多いチームなんで3位、4位という予想になってますが乗ってるときは強いですからねぇ。スウェーデンラーションの復帰がとにかく大きいですね。イブラだけなら予選落ちかなとも思ってたんですが、ラーションがいると周りも生きますからね。

ということで予想でした。前回大会も波乱の連続だったんで正直どうなるか分かりませんw