アーセナル‐マンチェスターシティ

エリクソン就任で生まれ変わったように開幕3連勝と快進撃を続けるシティとアンリが抜けてチームがどう変わっていくのかが興味深いアーセナルとの試合。
ここ2試合ミスを連発したレーマンが怪我もあって欠場かわりにアルムニアが入り、またウォームアップ中にセンデロスも怪我をして急遽ジウベルト・シウバが最終ラインに入る形。さらに前半途中で右サイドバックのサニャが負傷し、フラミニがそこへ移動してデニウソンを投入と何か呪われたような負傷ラッシュ。
シティは今までの好調なのが分かるような中盤での激しいチェックと最後のところで身体を張るCBコンビと時折みせるペトロフムペンザの素早いカウンターでアーセナルゴールを脅かす。
一方のアーセナルは今までのパスワークとアデバヨールの高さとファン・ペルシーのスピードとパンチの効いたシュートとあらたな攻撃方法を模索中といった感じ。それでも相変わらず意思疎通がうまくいった時のパスワークとフリーランは本当に美しい。
決勝点となったセスクのゴールもそれまで最後の最後で身体を張って止めていたCBとシュマイケルJrがもうどうすることも出来ない美しいゴールだった。
シティは負けたものの中盤のハードワークとダン、リチャーズのCBは堅いのでUEFA圏内は充分狙えそう。
一方のアーセナルはなんだかんだ言っても去年もほとんどアンリが出ていない状況で4位を確保したこと考えると優勝はともかくCL圏内を争う力は充分にあるでしょう。あと今続出している怪我人もありあと1週間で選手獲得を狙うのかどうか。ギャラスセンデロスが怪我で欠くとなるとコロは確定としてそのパートナーがこの試合のようにジウベルトなのか、若いジュルーを使うのか。どちらにせよ不安がのこる。