ツール・ド・フランス 第19ステージ 個人TT

1位コンタドールから3位ライプハイマーまで逆転の可能性のある展開に。
総合成績順にスタートする為まずは3位のライプハイマーからスタート。
そのライプハイマーがいきなり第1計測ポイントをトップタイムで通過しエバンス、コンタドールにプレッシャーをかける。エバンスもライプハイマーには及ばないものの好タイムで通過。コンタドールはタイム差をみながらまずまずの差で駆ける。
計測ポイントごとに縮まるタイム。中でもライプハイマーのタイムは驚異的といってもいいぐらいで、1分以上あったエバンスとのタイム差がどんどん縮まっていく。エバンスもライプハイマーには大幅に詰められるもののコンタドールとの差は着実に詰めて行く。
結局ステージ優勝は2位エバンスに55秒の差をつけたライプハイマー、2位にエバンス、コンタドールは少し遅れて5位だったものの、総合では23秒差を付けてマイヨ・ジョーヌをキープ、3位ライプハイマーもわずか31秒差と近年まれに見る激戦となった。
これでコンタドールマイヨ・ジョーヌを着てパリ、シャンゼリゼに凱旋することがほぼ確定。一応エバンスにも中間スプリントと、ゴールでのボーナスタイムでの逆転の可能性は残されているもののマイヨ・ヴェールがまだ確定していないこともあり、スプリンターたちが積極的にポイントを獲りに来るだろうからねぇ。
まぁ2年前のヴィノクロフみたいに空気読まずにポイントとシャンゼリゼゴールを獲るみたいなことはしないだろうしねw