日本‐ブラジル

仮眠をとってから見ようとしたけど少し寝過ごして、玉田のゴールのあとから観始めました。
ジーコジャパンの限界はまぁこんなもんでしょう。
トゥルシエジャパンのやりかたでは限界があるといって、「自由」をキーワードに始まったジーコ体制でしたが、トゥルシエ体制よりも限界値は低かったようです。
ワールドカップには勝ちに行ってるはずで、勝つためには相手の戦力を分析し、自己の戦闘力と比較した上で、実際にどう戦うかを選んでいかなくてはならない。この指導者・コーチとして当たり前のことすらできない素人に監督をさせた、協会の罪は限りなく重い。
「世界との差を痛感」だとか「欧州トップとのレベルの差」なんてものは別にこのワールドカップに限ったことではなく、8年前まで本大会にすら出られなかったことで証明されている。日本のA代表の監督になる人に求められるのは、その足りない戦力でどうやって戦っていくのか、どうすれば戦えるようになるのかということを、実践できる人でなければならなかった。
個の力を上げるというのはそれこそ、小学生年代からの強化の方法の積み上げをやっていかなければならない。
川淵氏が辞めて済む問題ではなく(本人は辞める気なんてさらさらないようですが)、もう一度協会の体制を見直すべきで、(川淵氏は)ジーコ流の継承をしていくといいながら、協会はJFAアカデミーなどフランス流エリート教育を一方では進めている。日本サッカーが一体どの方向を向いてやっていくのか、8年前は、岡田氏とある意味城に責任をおっ被せて終わった。4年前はトゥルシエの人格批判をして終わった。今回こそは、何が協会として間違っていたのか、しっかりと総括してから、次に進んでもらいたい。アジアカップ1次予選なら反町氏で充分役割は果たすでしょう。
その上で、オシム氏に任せるというならそれでいいと思います。