岡山戦

オフに行ってる日に鹿島−川崎戦で色々あったみたいですが、その件についてはまた、別で書くかも。
他のライバル勢の結果を受けての試合。引き分け以上で首位返り咲きだったが何としてもここは勝利したいところ。
セレッソ大阪 (J2 39節 VSファジアーノ岡山戦) のフォーメーション

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カイオが前節試合終了後にネックレス着用が見つかりイエローを貰い累積停止となったこの試合。代わりの1トップには小松。前節に引き続きアンカーに藤本、CBは羽田と前田が組んでチアゴがベンチ。また黒木が久々のスタメンと微妙に布陣を変えた形。
一方の岡山も1トップが三木ではなく武田、出場停止の関係でCBタイプを4人並べたDFラインと完全にブロックを作ってセレッソ攻撃陣を待ち構える布陣を敷いてきた。
そんな中セレッソはボールポゼッションで圧倒するも岡山のブロックに前を防がれ中々エリアの中には入れない。左サイドの石神からのクロスで何度か小松がシュートする場面があったが、シュートは枠から外れる。
前半はある程度岡山の思い通りの展開で0-0で終了。
後半頭から平島に代えて酒本を投入。平島は足に違和感を覚えたため交代とのこと。
セレッソ大阪 (J2 39節 VSファジアーノ岡山戦) のフォーメーション
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酒本が高い位置で起点になることでセレッソの攻撃が活性化する。
そんな中の54分。酒本のクロスからのこぼれ球を小松が船山に落とす。船山はシュートモーションからエリア内に侵入していた石神へのスルーパス。シュートモーションにDFが完全につられてノーマーク。石神はGKを引きつけて香川へのパスを選択。どフリーの香川はゴールに流し込むだけだった。これで香川は4戦連発。
その3分後にはまた酒本のクロスから小松がフリーでヘッドを合わせるが身体が伸び切ってしまい枠の外に。
しかし、59分、左サイドにいた乾が相手を引きつけてドリブルで中央へ。そして後方から走り込んだ黒木へ丁寧なパス。黒木はそれを吹かさず地を這うようなミドルシュート。これが決まって2−0とする。
さらにその3分後カウンターから抜け出した香川がエリア内で相手を引きつけて走り込んだ乾にパス。乾が決めて3-0とする。乾はこれが実に10試合ぶりのゴール。これで完全に勝負あり。
74分には累積3枚たまっている香川を次節湘南戦もにらみ温存し、濱田を投入。そして小松に代えて久々の登場となるアキが入った。
セレッソ大阪 (J2 39節 VSファジアーノ岡山戦) のフォーメーション
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しかし、あきらめない岡山、川原に1点を返される。この失点は余計だった。
そのまま試合は終了し3-1での勝利となった。
次節は今季まだ勝っていないライバル湘南との決戦だ。ホーム長居で戦える利点を生かして突き放したいところ。
ここにきて乾に久々のゴールが生まれたのは好材料。しかし乾ゴール決めた後香川に抱きつきに行ったら香川に首投げを食らってましたねw
最高のコンビでもありライバルでもある2人。この2人が今日は1G1Aの活躍。来週も期待したい。

香川真司選手(C大阪
Q:乾選手がゴールしたあと、乾選手を投げてましたね?
「あいつも久しぶり(のゴール)やったから、うれしそうやったんで、投げました(笑)。あいつも点を取っていなかったんで、『取りたい』というのは試合のなかでも話していたし、そういう意味では取ってくれてよかった。チームとして勢いも出て、次の試合でチームにもプラスになるし、あいつにとってはいいゴールだったと思います。大事なのはチームの勝利だし、これからも(自分としても)得点でチームに貢献していきたい」

乾貴士選手(C大阪
「(ゴールのあと)投げられて蹴られて散々でした(笑)。疲れましたが、勝ててよかったです。前半はあれだけ相手に引かれて、点が入らないのは仕方がなかった。ゴールはいつか入ると思っていた。長い間点が入らなかったことは、気になっていた。あせりみたいなものがあったときもあったし、正直今日取れてほっとしています。でも、得点以外は、オフサイドやシュートミスでチャンスをつぶしたのは課題です。首位に戻ったことは本当によかった。いい形で湘南戦を迎えられます。次が大事な試合。湘南には2回負けている。次は勝てるように頑張りたい」