湘南戦

そんな飲み会の次の日に13時キックオフの湘南戦に行ってきました。


2度目となる平塚競技場。前回は昨年の悪夢の第2クール、0-3の完敗+尾亦のアキレス腱断裂というシーンを目の当たりにした日以来。

GK  金                   
DF  チアゴ                 金
    羽田      
    江添  (66分 小松)     羽田 チアゴ 江添
MF  酒本  (66分 平島)
    石神           酒本  濱田  マルチネス 石神
    濱田                 
    マルチネス            乾     香川    
    乾   
    香川                 カイオ 
FW  カイオ
SUB 多田                  
    藤本                     
    黒木            

マルチネスが累積明けでスタメンに復帰。羽田は前節同様DFラインに入り、ボランチでコンビを組むのは濱ちゃん。一方の湘南は前節で田原、アジエルが退場処分を受け、FWはトゥット、阿部、中村という3人で組んできた。
試合の方は前半はほぼ一方的にボールを回すセレッソに対し、アジエル、田原がいないことで守ってカウンターというはっきりとした意思統一が出来た湘南との争い。
しかし、一方的に攻めるセレッソは9分の江添のヘッドがバーに防がれたのをはじめなかなかチャンスを生かしきれない。そうした中、33分一瞬のスキを突かれ右サイドを突破されDFラインの裏を取られGKとの1対1を中村に決められてしまう。
その後、石神のクロスをゴール前フリーになった香川がダイビングヘッドを狙うが、下に叩きつけすぎてバーの上に外れる。
結局これが最大のビッグチャンスだった。
後半に入ると湘南は露骨にこの1点を守りに入る。56分、61分と遅延行為で湘南にイエローが出るし、GK野澤はどんなキックでもギリギリまで時間をかけてきた。そういうなかセレッソは66分に小松、平島を投入し、今季初めて4-4-2で戦ったものの、この日の暑さと湘南の激しいマークに徐々に運動量が落ちていきチャンスがつくれない。そして試合終了。再び湘南が首位にたち、2位に陥落してしまった。
試合そのもの、特に前半は点を取られたシーン以外は悪くなかった。マルチネスが戻ったことで厚みのある攻撃が繰り出せていたし、チャンスの数もあった、ただそこで決めきれない。後半はチーム全体の運動量が落ちてしまい、フォーメーション変更も不発だったものの、これからもいろんな対策を相手がとってくる以上戦いに幅があった方がいいのでこれに懲りずまたチャレンジして欲しい。
小松も実戦復帰したし、前田、尾亦も順調に回復している。疲れが出ているこういう中でこそ、全員の力を結集し戦ってほしい。