草津戦
残り2試合で勝ち点差4。今節は今日セレッソ、明日に仙台の試合があるということで勝ってプレッシャーを与えたいところ。しかし前節怪我をした小松は鼻骨骨折で全治1ヶ月、またジウトンが家庭の事情で今日急遽緊急帰国といったアクシデント。ジウトンのところには平島が、1トップには退場による出場停止が明けたカイオが入った。
GK 山本
DF 前田 山本
羽田
藤本 前田 羽田 藤本
MF 酒本
平島 酒本 濱田 ジェルマーノ 平島
濱田 (86分 黒木)
ジェルマーノ 乾 香川
乾
香川 カイオ
FW カイオ(76分 古橋)
SUB 相澤
江添
柳沢
開始からこのところの連勝の勢いそのままにセレッソペース。いきなり香川がドリブルでつっかけPA内で足をかけられあわやPK?というシーンから何度かチャンスを迎える。一方の草津も前線から激しいプレスをかけペースを握ろうとするも技術で上回るセレッソの中盤がうまくいなしてチャンスを作る。そして逆にセレッソの激しいプレスにコントロールを失った草津がパスミス。それを拾った香川が独走。そのままドリブルシュートを決めセレッソが先制。ゴール時にはまた下に着込んだモリシのユニフォームをアピール。先制し、そのまま勢いにのったセレッソは31分にも相手のミスからカイオが持ち込みそれをヒールで落としたボールを乾が拾って右隅に突き刺し2点目。形としてはカウンターだったがカイオとのコンビネーションは抜群だった。
早々に2点リードしたこともあったか、これで少しセレッソがペースダウンし、ここから草津が盛り返し始める。しかし羽田を中心とする3バックが2試合連続得点中の都倉を厳しくマークし草津に形をつくらせない。またJ2屈指のファンタジスタ島田に対してもバイタルエリアに入るところからはジェルマーノ、濱田が厳しくチェックし形を作らせない。前半最後に草津がチャンスを迎えるも寺田のシュートは山本がセーブ。そしてそのまま前半終了。
後半に入っても似たような展開。50分にカウンターから乾がサイドに開いた香川にパス。香川が抉ってクロスどフリーになっていたカイオがヘッドで押し込み3点目。これでほぼ勝負は決まった。
草津は立て続けに後藤、氏原と攻撃の選手を投入するも78分に香川がカイオとのワンツーで抜けだしとどめの4点目。これで余裕の出たセレッソは累積3枚のカイオを古橋と交代。86分には中盤でこぼれ球を拾い続けた濱田に変えて、これがJデビュー戦となる黒木を投入し、試合を終わらせた。
これで勝ち点を66に伸ばし、明日に試合を控える仙台との差を暫定的に1とした。ただ、仙台が残り試合1つでも勝てば可能性はなくなるものの、得失点等の差から勝たなければならないというプレッシャーは与えることができた。今節でやれることはやりきった。あとは結果を待つだけ。
そして12月6日の森島寛晃ラストマッチを4連勝で締めくくれるようにするだけだ。