湘南戦

前日の試合で仙台が引き分け、鳥栖が負けたことにより、勝てば勝ち点差4の4位に浮上できる大事な一戦。

GK  山本                   
DF  前田                  山本
    羽田       
    藤本              前田  羽田  藤本
MF  酒本     
    ジウトン(86分 平島) 酒本  濱田   ジェルマーノ ジウトン
    濱田                 
    ジェルマーノ           乾      香川    
    乾
    香川                  小松 
FW  小松  (33分 古橋)
SUB 相澤                  
    山下
    黒木

カイオが前節の退場処分により出場停止ということもあり、1トップに小松が入った以外は変更なしのメンバー、対する湘南は前節決勝点を奪ったトゥットがベンチに入っていない。少しラッキーか。最近積極的に集客キャンペーンを行っていることもあり、この日も2万人オーバーの観客が集まった。8月末の徳島戦以来のホーム勝利を目指す。

試合開始から湘南が激しくプレスに来る。そして奪ったボールをアジエルに集めて攻撃を繰り出す。序盤その勢いにのまれてしまう。そして5分に羽田が足を引っかけてしまいPKを献上。これをアジエルに決められてしまう。
嫌な展開だったが、これを機に、乾、香川といった2シャドープラス、ジェルマーノ、濱田のボランチも点を獲りに行くため、積極的に攻撃に絡む。結果的にチーム全体での押し上げがうまくいったことで、ペースを握ることができた。乾、香川の突破で何度か好位置でFKのチャンスを迎える、酒本、ジェルマーノのシュートが枠を捉えるが湘南GK金に防がれる。30分イーブンボールの競り合いで頭を出した小松の顔面に斎藤の足が入り、負傷、流血。小松はそのまま担架で運ばれ負傷退場。それで得たFKのチャンスに酒本のシュートが左隅に見事に決まり同点。サポも本人も驚くビューティフルゴールだった。あれ、無回転でも狙ったのかな?アウト気味にかけたシュートがゴールに突き刺さった。結局小松に代わり古橋が投入される。その後も何度かチャンスとピンチを迎えるもそのまま前半終了。
後半もそのままのメンバー、そして開始早々の46分。香川がドリブルで持ち込み一端止められたかと思ったところで持ち直しそのまま突進、落ち着いてシュートを放ち逆転に成功。
その後も、攻め立てるもなかなか追加点を奪えない。しかし、古橋が1トップに入る形ってのはおもしろく、ある意味ゼロトップサッカーになっていた。古橋が動き回ることで生まれるスペースに香川、乾、ジェルマーノらが絡み、相手DFのマークを外せていた。次節にはカイオが戻ってくるが、この形も観てみたい気がする。ただ、この形だと高さは全くなくなってしまうのでその部分をどうするか。
湘南も攻撃のカードを立て続けに切るも、前半ほどアジエルにいい形でボールが入らなくなり、ボランチの位置にまで下がってボールを受けに回っていた。そうしてくれることでセレッソDFは大いに助かった。このひのDF陣は、PKこそあったものの最後まで集中して、アディショナルタイムの3分もきっちりと守りきり久々のホームでの勝利をあげた。
これで4位浮上。3位との差は4。次の鳥栖戦で仙台が勝利すればその時点で昇格はなくなるものの、こちらとしては、モリシの引退をいい形で送り出すためにも昇格云々抜きにして残り2試合勝利して終わりたい。
しかし、香川、後半にモリシのユニを着込んだらいきなり得点だもんなぁwモリシのユニきて点取れるんだったら、みんな着ろw
試合前などにとった写真
子供たちに大人気だったマダム・ロビーナ。ロビーよりも人集まってたw

フードコートで釜玉うどんとおでんを購入

最近、スタジアムでの盛り上げなど、営業サイドはよく頑張ってる。この流れが生きているうちにJ1に上がれればいいんだが。
家帰って、アフターゲームショーの特番観てたら、スタジオ内でも酒本のシュートに対して「アレ無回転か?」と前田さん、水沼さんが驚いてた。試合後のインタビューでDJの大介に「無回転いつでも蹴れるって言ってたもんね」と振られると「いや、そんなことないです」って照れてたのが印象的。古橋がスタメンから外れることが多くてセットプレーの相手に与える脅威が半減していただけにこのシュートのインパクトは大きい。乾、香川をファウルで止めても、FKがあると思わせられるだけでも違うしね。