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首痛回復せず…C大阪・森島が引退 SPONICHI ANNEX

小さな巨人が首痛を訴えてチームを離脱したのは昨年3月のこと。病院を転々として検査を繰り返したが、原因は不明のままで、痛みが治まっては再発する日々の繰り返しだった。「クラブハウスに来て仲間が戦っているのを見るのはつらい」と漏らし、昨季中に1度は引退を決意。この時はクラブ側の説得で翻意し「もう1度ピッチに立ちたい」と強い思いをのぞかせたが、今年に入っても状況は変わらなかった。

元日本代表MF森島引退、30日正式発表 nikkansports.com

今季は選手生命を懸けて復活を目指してきた。だが、つま先から頭まで、いかなる精密検査を受けても原因は判明しない。根本的な治療法が見つからず、いまだにランニングもできない状態だった。

クラブでは何度も試練を味わった。J1では00年第1ステージと05年、いずれも最終戦で初優勝を逃した。天皇杯も3度決勝で涙をのんだ。ヤンマー時代を含めれば3度も下部リーグ落ちしている。だが、苦しみを経験するほどチーム愛は深まった。長く、つらいリハビリ生活を耐えた心の支えは「C大阪で優勝したい」といういちずな思いだった。

今後もクラブに残り、「アンバサダー」として普及推進活動に行う見込みだ。その先には監督での現場復帰という夢もある。「モリシ」の愛称でサポーターから愛され続けた男は、第2のサッカー人生でも夢を追い続ける。


やっぱり去年の時点で引退って可能性もあったんだね。プレーヤーとしてはフィールドに立てないってのはツライだろうし、特にモリシほどの選手だからこそ生まれるつらさってのもあったろうしねぇ。
セレッソってクラブは選手もサポもみんな小さな背番号8の大きな背中をみて育ってきた。
これからも、フロント、コーチとしてクラブにかかわり続けてくれれば幸いです。

終戦の愛媛戦。最終節の長居スタジアムでは色々なことがありましたが、最後にあなたを笑顔で送り出すことが出来ればと思っています。