ボルトン―アーセナル

苦手としているキエフへの遠征をギャラスのゴールで引き分けとしたアーセナル。この先のスケジュールも考慮して、ウォルコット、ファン・ぺルシーを温存し、アデバイヨール、ベントナーの2トップ。左SHにエブエ、右にデニウソン。センターにセスクとソングを並べる形をとった。
試合開始当初からボルトンが激しいプレスを掛ける。アーセナルがそれをいなしつつゴールを狙うという展開だったもののCKのワンチャンスをデイビスが決めてボルトンが先制。これで試合が面白くなるかと思われたが、ボルトンがこれを機にDFラインを下げてしまい、アーセナルのパスワークの餌食となってしまう。次々にアデバヨールベントナーがゴールを襲うがポストなどに助けられる。しかし、オフサイド気味(というか映像を見る限りではオフサイド)の位置にいたエブエに先制点を許すとそのわずか1分後にはこれまた流れるようなパスワークからベントナーが決めて逆転に成功。
後半に入るとキエフ遠征疲れが出たかアーセナルのペースが落ちボルトンにもチャンスが生まれ始めるが肝心のシュートに持って行けない。そうした終了間際に、カウンターからデニウソンが決め3−1これで勝負あり、上位対決でチェルシーが、リバプールがストーク相手に分けたこともありアーセナルが早くも首位に立った。しかしこれは序盤の対戦相手を見ると予想されていた結果でもある。これからBIG4同士の直接対決を迎えるアーセナルは今の間に勝ち点と得失点差を積み上げておきたいところ。来週にはナスリ、ディアビあたりが復帰という話もある。ただ9月末といわれていたロシツキーは11月までかかるという話も出てるみたい。チームどうこうという話ではなくいちロシツキーファンとしては本当に心配。