福岡戦

GK  相澤
DF  柳沢             
   羽田                    相澤
   江添            
   尾亦            柳沢   羽田    江添   尾亦
MF  アレー         
   ジェルマーノ           アレー    ジェルマーノ     
   香川        
   柿谷 (89分青山)      柿谷              香川
FW  小松          
   古橋                小松     古橋 
SUB  山本                    
     山下
     丹羽
     白谷

連敗の後、前節アディッショナルタイムに同点に追いついて連敗を止めた後の試合。一方福岡も解任を巡るゴタゴタが1段落しようやくチームの調子が上向いてきた。前節の広島戦は終了間際田中のスーパーゴールで引き分けに持ち込み勢いを継続している。
しかし今日のピッチコンディションは試合開始時点で強い雨が降りつけ所々ボールが止まる悪コンディション。ドリブルとパスワークで勝負する桜にとっては不利なピッチコンディション。
一方福岡のほうはシンプルに大久保をめがけて放り込むのとスペースへの蹴りこみといったピッチにあったサッカーを展開する。前半はどちらかというと福岡が押し気味で進むも、桜も香川、柿谷、小松らのキープを中心にチャンスを掴んでいる。
後半に入ると幾分雨の勢いも収まり、また水溜りが消えたことでボールがピッチをすべるようになり、桜のパスワークが機能し始めるも、布部をリベロにおいている福岡がそれを上手くカバーして最後のところを許さない。
そしてこのまま引き分けかと思われた89分この日10本目のCKがようやくドンピシャでジェルマーノに合う。ボールはゴール右上隅に決まって先制。そしてアディショナルタイムの福岡の攻撃をしのぎ切り4試合ぶりの勝利を収めた。
やはり香川と柿谷のコンビネーションはピッタリと合っているし、香川がいることで尾亦のオーバーラップも生きる。ベストメンバーさえ揃えばやはりいいサッカーはできるな。ただ、香川にしろ柿谷にしろ代表で抜けることも予想されている。レンタルで補強した乾、酒本、濱田あたりのより一層の奮起が求められる。後気になるのは最近ほとんどベンチ入りすら出来なくなっているデカモリシ。紅白戦やサテライトではそこそこ点も取ってるみたいだけど、中々チャンスがもらえてないのも事実。腐るにはまだまだ早いしなぁ。この後の試合で山形が負けたので再び2位に浮上。次節は週中水曜日の開催となる、しっかりとコンディションを整えて戦って欲しい。