ジロ・デ・イタリア第21ステージ

コンタドールが最後のTTでもきっちりとタイムをまとめて昨年のツールに続いてのグラン・ツール制覇。
まぁアスタナのドーピングにまつわる問題からツールの除外は確定で、このジロも本番前に急遽参加が認められた形で正直状態面や、コース面で不安もあったんでしょうが、最後の山岳などでリッコに詰められたものの今日のTTで突き放した形。
結局ステージ優勝を1度もしないでの総合優勝とまぁ格好はついてないですが、シャカリキでいうところの一番遅く走って総合で勝つというロードレースの醍醐味を実践したことも確か。
個人的に一番印象に残る活躍をした選手はセッラで決まりでしょう。最難関といわれたドロミテの3ステージをほぼ総なめにする勢いの活躍と、その後のチマ・コッピを含むステージでの活躍。ラスムッセンがああいうことになった後のクライム界を一気に制圧してしまった感じ。
次のツールはここを飛ばして調整しているクネゴバルベルデが中心の争いになるのかな。できればアスタナも参加してこの2人プラスコンタドールの争いが見たいんだけど。