マージーサイドダービー

アーセナル3連戦の前にチャンピオンズリーグ圏内を確保しておきたいリヴァプール。同じリヴァプールに本拠を構えるエバートンとのダービーマッチ
相手の隙をついてフェルナンド・トーレスが先制点を決めると後は完全なリヴァプールペース。毎度のことながらシーズンの終わりに向けて調子の上がってくるリヴァプールの本領が現れた試合だった。トップ下に位置するジェラードからサイドのバベル、カイトに向けて鋭いサイドチェンジが何本もとおり、そこからのクロス、カットインしてのシュート。シャビ・アロンソから裏への飛び出しを狙うトーレスへのパス。得点差は1点だったものの力の差を感じさせる試合だった。エバートンはケーヒルの欠場がなければもう少しやれたような気がするけど、まだビッグ4とは差がある。
さてここまでのプレミアの試合を観てチャンピオンズリーグの展望を考えると、トッティが怪我で1stレグに出場が微妙という情報を聞くとマンUの勝利はかなりの確率になったと思う。チェルシーもここにきてドログバの調子が上がってきたのとテリー、カルバーリョのCBが揃っているのでここも堅そう。バルサはまたリーガでポカをやらかしたりとまだチームが迷走してるので意外と足元を掬われる可能性がありそう。でリヴァプールアーセナルの対決はこれはわからん。アーセナルは本当に苦しい試合をものにしてチームの士気は上がっているだろうし、リヴァプールもダービーに勝ってほぼチャンピオンズリーグ圏内を決めてこの3連戦に集中していけるだろうしな。アーセナルロシツキーが復帰できるんなら強気になれるんだけど、サニャも怪我ということもあるし正直今の勢いならリヴァプール有利のような気が。