第85回凱旋門賞（Prix de l'Arc de Triomphe）

実はチューリッヒ選手権でジャパンナショナルチャンピオンジャージで逃げる別府史之の姿に興奮しててすっかり放送を忘れてました。
で、You Tubeでレース映像を見たわけなんですが、あれ勝ち時計２分３１秒とか言われてますけど、ようつべで見る限りは２６秒ぐらいですね。

ですのでスローで持ち味が殺されたというわけでもなさそうで、力負けっぽいですね。
しかし、このレースで正攻法をやるならどうして国内でやっておかなかったのか？
今まであまりにも過剰に騒がれすぎて安全に外を回す競馬しかやってこなかったツケをここで払わされた（有馬記念でも払わされてたんですが）という感じ。
日本競馬のレースでの駆け引きの甘さがこの結果を生んだような気がしてならない。
前にも書いたんですがやはりこの馬の不幸はライバルに恵まれず、最大のライバルになりえたであろうハーツクライとすれ違い続けたことにありそうですね。
結局クラシックから戦う相手がほとんど変わらなかったため、いつも同じ競馬しかする必要がなかったこと。唯一の敗戦であった有馬記念以来２度目の真剣にどうやって戦おうかと考える場になってしまったことに尽きると思います。
あと陣営と武豊にお願いしたいのは「今日は飛ばなかった」で済まさないで欲しい。
別に釈明しろというわけではなく敗因を整理しないと日本競馬が前へ進んでいけないと思う。
しかし、水上氏や須田氏もいってたようにここにメイショウサムソンを出してみたかったな。
斤量も有利だったし、たとえ３冠取ったところでディープより上の評価はされにくいわけですから。
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