高校野球準決勝第1試合智弁和歌山―駒大苫小牧

試合開始三十分前に着いたんですが、その時点で有料席は売り切れてました。
普段も外野で観てるんですが、今日は雨が降りそうだったから内野に行こうかと思ってたんで誤算でした。

1,2回の攻防を観てどんな馬鹿白熱した打撃試合になるかと思ったんですが、3番手に登場した田中君を智弁和歌山が打てず、筋肉のレベルが同じなら、ピッチャーがいいのと、細かい野球が出来る分駒苫の方が上でした。
毎年、毎年打撃に特化したチームを作り甲子園50勝を超えた名将高嶋氏も優勝は1度だけと、もう一つ壁を越えられませんね。
高塚をはじめ投手の育成に失敗しており、全体的に投手のレベルが落ちる大会で活躍する学校になってしまった感があります。
ピッチャーとして素材のいいのも入ってるはずなんでもう少しエースにこだわる野球すれば伝説のチームになりそうなんですが・・・

一方駒苫は3連覇まであと一つ。今年はピッチャーが田中君しかいないので前の2年より厳しいかと思ったんですが、あえて田中君を先発させないという賭けに2度も勝ってしまうあたり、香田氏のとてつもない運のよさが見えます。

駒苫アルプスの最前列に「松本伊代より張り切って歌って踊るキャプテン」*1みたいな普通のTシャツ着て、チアリーダーの誰よりもキレのあるダンスをしてたグループがあったんですが、彼女たちは何者だったんでしょうかw

全校応援が学校の決まりになっていて「そろそろ応援ももう飽きた」って感じの智弁応援団とは対照的でした。

*1:細かすぎて伝わらないモノマネ選手権を知ってる人だけ笑ってください