Jユースカップ準々決勝セレッソ大阪U-18−柏レイソルU-18

トップ昇格6人に、甲府、仙台に1人ずつ、海外2部の練習生の話がある指宿と9人がプロに進むことが予定されている柏U-18との準々決勝。
しかしホームということもありこちらはかなりの観客数(J's Goal発表では1500人)ホームの地の利を生かせるか。
前節で中東が退場処分を受けたこともありメンバーは結構変化させてきた。

GK 一森
DF 夛田
  原
  杉本
  扇原
MF 細見
  山口
  道上
  丸橋
FW 高橋
  永井

DFラインはそのままで、FWには永井が入って、右SHに道上。トップ下だった蛍がボランチに下がって高橋が下がり目のFWという4-4-2。
柏U-18は評判通りポゼッション重視。簡単に前に蹴ったりすることなく苦しい体勢ならバックパスも躊躇せず回す。それに対抗するように中盤に蛍を下げた布陣がヒット。キーマンの仙石が全くいい形で回せなくなっていた。そういった中右サイドの道上を中心にチャンスを作るが再三の決定機を永井が外してしまう。
ただ、セレッソペースは相変わらずで28分左サイドからSB扇原のインターセプトからのチャンスで丸橋、高橋とつないでマイナスのクロス、走り込んできた蛍が豪快に蹴り込みGKの手を弾き飛ばして先制。
さらに39分サイドチェンジから道上のクロス、永井がDFを引っ張った後ろに飛び込んだ高橋が決めて2点目。
前半をセレッソが圧倒して終了。
後半開始は柏ペース、しかしCKからのピンチにGK一森が千葉戦に引き続きビッグセーブ。これで、落ち着きを取り戻すと、そこからはしっかりと中盤、DFラインでブロックを築き攻め込ませない。
右の道上、左の丸橋がサイドで優勢に立ち、中盤のダイナモ細見がこぼれ球を確実に拾う。蛍が中盤を落ち着かせ、DF起用されている健勇は空中戦で存在感を発揮。見事優勝候補の柏U-18を完封し、準決勝進出を決めた。
ただ、この試合でイエローをもらった関係でゲームキャプテンの扇原が出場停止となる。次も前年度チャンピオンのFC東京U-18とこれまた優勝候補だが、ホームの利を生かして戦ってほしい。