湘南戦
とは言ったものの、わざわざ平塚までアウェー戦を観に行っといてあれで終わらすわけにもいかんのでいつもの形式でレビュー
GK 山本
DF 柳沢
前田 山本
江添 (62分 柿谷)
尾亦 (55分 平島) 柳沢 前田 江添 尾亦
MF アレー
ジェルマーノ アレー ジェルマーノ
濱田
乾 乾 濱田
FW カイオ (72分 白谷)
小松
SUB 相澤 小松 カイオ
平島
遠路はるばる奈良の地から夏休みを利用して平塚遠征です。熊本と湘南どちらのアウェー戦に行くか悩んでたんですが、熊本戦が25日の月曜開催プラス、30,31日が土日ということでその時期に仕事を休むことができないという事情もあり、来週取る予定だった休みを繰り上げて平塚に参戦することに。
試合開始前の選手紹介では相手湘南のスタジアムDJが粋な演出をしてました。
まず、セレッソの選手紹介で流れてきたのは関西人おなじみのこのメロディ
円広志「ハートスランプ二人ぼっち」
探偵ナイトスクープOP「ハートスランプ二人ぼっち」FULL ニコニコ動画
この時点でアウェー席爆笑でした。
また湘南の選手紹介も
「湘南のヨン様 金永基！！」だとか、「頼りになるDFの柱 ジャジャジャ・ジャーーン！！」
とか明らかにネタに走ってないですか？ｗ
まぁ、楽しかったのはある意味この辺りまででしたね。
で、試合の方は序盤にCKからチャンスを作ったまでは良かったもののその後は尻すぼみ。
いつものごとくSBが上がった裏のスペースを使われ、マークすべき相手FW石原を見失ってあっさりと先制を許す。
同点に追いつこうと攻めようとするも、古橋、香川が不在で誰もDFの裏とかスペースに飛び出す選手がいない。パサーとドリブラーしかいない中盤のバランスの悪さが出て、みんな足元で受けようとしてゴールに背を向けてボールを貰うばかりで一向にゴールに近づけない。そうした中、FKからの流れでゴール前の混戦でGK山本がファンブル。それをまたもや石原に拾われシュートを決められ2点差。確かにDF側としてはキーパーチャージとってほしかった所だし、それまでの西村主審の判定が安定していなかったこともあって大ブーイングだったけど、ファンブルしなきゃ点は取られなかったわけだししょうがない。
後半に入って開始早々、柳沢からのアーリークロスに小松が合わせるシーンもあったけどゴールならず。濱田のミドルを湘南GKが弾いてこぼれるシーンもあったけど、ジェルマーノが触れず。そうしてるうちにまた前半にもみられた全員が足元で受けようとして、動き出しが全くなく。囲まれて奪われるというシーンや、パスコースを読まれてカットされる。こういう展開になった時いつも批難にさらされるアレーだけど、これだけ前線、中盤が動いてくれなくて足元にばかり要求されてとなると出しどころに困るのは当たり前。また中途半端にキープ力があるんで余計にフォローが少なくなる。そして結局ミスパスや囲まれてボールを奪われてしまう。正直これは降格したシーズンでも良くみられたセレッソの昔からの悪い癖なんだよな。まだ昔は困ったらとりあえず西沢の頭めがけてとか、モリシ、古橋、嘉人といった裏への意識が強い選手がいたから何とかなっていただけで。
で55分には湘南から移籍してきたということもあり、この試合に人一倍の気合を込めて臨んでいたはずの尾亦が負傷退場してしまう。倒れてすぐに×サインが出たので結構長引きそうな可能性もある（どうもアキレス腱切ったみたい…）。
変わりに平島が急遽出場。とりあえずしばらくは平島が穴を埋めることになりそう。
そのあと、柿谷、白谷と攻撃のカードを切るが、柿谷が出て少しだけ乾や濱田とワンタッチコンビネーションプレーが少し出たぐらいで試合の趨勢は変わらず、逆にまたまたカウンターからSBの裏に抜け出され、今季途中で契約解除したカレカにダメ押し点を取られる始末。
で、西村主審との関係はギクシャクしっぱなしでセレッソには合計7枚のイエローカードと通訳の退席処分ともう色々踏んだり蹴ったりの内容でした。
古橋はしばらく戻ってこれない、尾亦の怪我はひょっとしたら今季絶望の可能性があると、最後の第3ピリオドを迎えたところでかなり昇格に向けて黄色信号ともっている状態。五輪代表が敗退したので香川が早めに戻ってこれるのが唯一の材料。
あと、意外とスクランブルでアレーのCBってのは面白かった。ボランチの位置よりプレッシャーは少ないし、落ち着いてボールを持てるので確かに面白いかも。ただ、あくまでスクランブルとしてだけどね。
あと、湘南の17歳菊池大介はいい選手だな。プレスにもしっかり走るし、ドリブルやパスにいいセンスを持っていた。
うなだれるほど悔しいんだったらもっとプレスやパスを受けに走ろうぜ。
正直今のサッカーだったら今年も昇格は無理だと思う。
