湘南戦
去年4戦して1分3敗だった湘南との試合。昇格に向けてはこういった苦手チームを作らないことが大切なんで勝ってその意識を払拭したいところ。
GK 相澤
DF 柳沢
前田 相澤
江添
尾亦 柳沢 前田 江添 尾亦
MF 羽田
アレー 羽田
ジェルマーノ
FW 香川 アレー ジェルマーノ
小松
柿谷 (89分 藤本) 柿谷 香川
SUB 山本 小松
丹羽
古橋
カレカ
発表されたフォーメーションは上図のとおりだけれども、試合を観てるとどうも羽田がアンカーの位置におらずポジションがコロコロ変わる。何でだろうとよく観てるとどうもアジエルのマンマークについてるみたい。
そうした関係で攻撃に入ったときに枚数が少なくなるためか、前節までの圧倒的に押し込む攻撃が出来ない。
ただそんな中の11分、競り合いからこぼれたタテパスをジェルマーノがダイレクトで40mのループシュート。少し前に出ていた湘南GK金永基の位置をよく見たスーパーなゴールが決まる。夜にみた大宮の小林慶行のも凄かったけどこっちは後から来たボールをダイレクトで打ったシュートなんでこっちのほうが難易度は高い。
ただ、この試合通じて組み立ては上手く行ってなかった。そういったこともあり湘南にいいようにパスを回されるものの、マンマークについた羽田がアジエルに仕事をさせなかったこともありゴールの危険はなかった。
後半に入っても同じような形。こちらとしては1点リードしている分リスクを犯すようなことはしない。時折カウンターでチャンスを迎えるものの、柿谷のシュートは枠の外、香川のシュートはポストに嫌われる。湘南の方はリンコン、原を投入して追いつこうとするも決定機の臼井のシュートはバー直撃。結局完全に崩されたのはこのシーンぐらいだったかな。
そしてアディッショナルタイム目前カウンターからジェルマーノのスルーパスに抜け出した小松が落ち着いてGKを交わして無人のゴールに流し込んで勝負あり。
これで第1クール8勝1分4敗の勝ち点25。湘南と鳥栖を抜いて2位浮上。今日試合のなかった組の結果を考慮しても3位以上が確定とここに来て昇格圏にきっちりと入ってきた。特に去年勝てなくて苦手意識があった湘南に勝てたことは大きい。
とはいえまだまだ先は長いので次節リティー解任の話などで揺れている福岡にもきっちりと勝利したいところ。次の試合が終わると代表で香川が一時的に抜けることになるものの、穴を埋めることになるのは古橋と、そういう部分では心配はいらないかな。柿谷の成長、白谷のフィットが予想以上に早かったのと、酒本もいるからね。ただ、ゴールに向かって仕掛けられる香川は他の選手とタイプは違うんでそのあたりがどう出るか。