鳥栖戦

GK  相澤                    相澤
DF  柳沢
   前田              柳沢  前田  羽田  尾亦
   羽田
   尾亦                アレー ジェルマーノ
MF  酒本 (65分 柿谷)        
   アレー             酒本          香川
   ジェルマーノ(76分 森島康)
   香川                  古橋  カレカ
FW  古橋
   カレカ
SUB  山本
   江添
   丹羽

出場停止明けのジェルマーノが復帰、羽田がCBに戻るという形。
ジェルマーノの復帰によって組み立ての起点ができたことにより前節よりは攻撃がスムーズに、時折単発のカウンターを受けるものの、リーグ3戦目ということでようやく実戦の勘が戻りつつあるのか今までの試合よりは安定していた。
ただ押し込むものの古橋のシュートはポスト、アレー、カレカらのシュートは正面に飛んでしまい得点を上げれない。
またJ2の安定しないジャッジに選手たちが苛立ちを隠せず不要なカードとフラストレーションを溜め込む。
後半に入っても攻め込むものの後一歩の詰めが甘い。そうこうしてると64分に鳥栖谷口の多分もう一回同じようにやっても決まらないようなファインゴールが決まる。
それを受けて65分に柿谷を投入。さらには76分にジェルマーノを下げてデカモリシを投入。香川をボランチ、古橋をサイドに下げカレカ、デカの2トップという新たな形に。ただし、酒本を下げてしまったことでまたサイドからの展開がなくなってしまいうまく高さを生かせない。そしてそのままタイムアップ。
これで開幕3試合を1勝2敗となった。ただ今日の試合に関してはそれまでの攻撃の閉塞感というのは多少改善された。ただし決定力という部分や一番遅くシーズンインしたせいか実戦の勘が鈍っているような守備がところどころ見受けられる。
プラス面として香川をボランチの位置に下げてデカモリシとカレカの2トップ、古橋のMF起用という新しい面が出て中央に攻撃が偏りすぎたという面はあったにせよパスワークなど攻撃の部分だけを取り出せば面白い攻めをしていた。
今までの試合の中では一番マシだったとはいえ広島、横浜FC、仙台らが順調に勝ち点を伸ばしている中ではそろそろエンジンを上げていかないと去年の二の舞になってしまう。