水戸戦

やっぱJ2は簡単にはいかないわ。
去年のメンバーから吉田、ゼ・カルロスが抜けたとこにそれぞれ相澤、尾亦が入って、負傷欠場の古橋に代わってカレカが入ったいつもの4-4-2
リザーブには高卒ルーキー白谷の名前も。

GK 相澤
DF 柳沢
   前田
   羽田
   尾亦
MF 濱田
   アレー
   ジェルマーノ
   香川
FW 小松
   カレカ
SUB山本
   江添
   丹羽
   酒本
   白谷
という開幕オーダー。古橋、デカモリシは怪我で間に合わず。柿谷はベンチ入りせずというメンバー。
ジェルマーノを中心にパス回しをしようとするものの、そこは水戸も充分分かっているので前から厳しいプレスを受けて後手後手に回ってしまう。
逆に水戸にパスワークのお株を奪われてピンチを向えるもシュートに正確性を欠いて事なきを得る。バックパスをめぐる判定とその後の混戦等でジェルマーノ、ビジュにイエロー、水戸木山監督に退席処分とこの辺りから試合が荒れ始める。そして前半の42分濱田のワンタッチパスから抜け出した香川がGKの足元を抜いて先制。これでようやくペースを握れるかと思ったところでなんという事のないファールでジェルマーノが2枚目のイエローで退場に…
そしてそのまま後半に。後半開始から江添を小松に代えて投入して羽田を1列上げてボランチ、江添をCBに4−4−1にする。
ここからは1人多い水戸に攻め込まれるのを相澤を中心に必死に耐える。何度か決定的なピンチを迎えるも相澤が至近距離からのシュートをことごとくストップ。元々至近距離のシュートに対する反応は定評があったけどそれを再確認させてもらいました。
そのまま75分まで耐えたところでカレカ、濱田に代えて酒本、白谷を投入。スピードのある2人でカウンターを狙う。
そして85分カウンターから白谷から香川に出たパスで香川が抜け出しダイレクトで左足シュート。これがゴールに吸い込まれて追加点。これで勝負ありだった。
後半全部を1人少ない状態で戦う苦しい展開だったものの相澤を中心に集中しさらに相手に攻め疲れが出たところでスピードが武器の交代選手でカウンターに出て追加点とこの状況下で最善の答えが出た試合だった。
後半出た白谷はFWらしくボールを持つと即シュートという意識があったのはボールを回したがる選手が多いなかいいアクセントになるかも。もう少し広い視野は持って欲しいとこだけどね。唯一ゴール前で出したパスが香川の点になったってのも彼の持つ積極性が生み出したものかもしれないけどね。あとはシュートを枠に飛ばす技術を磨いて欲しい。充分J2ではやれると思う。
あと吉田が抜けて心配されてたGKだったけど今日は相澤のおかげといってもいい出来だった。至近距離のシュートは吉田よりいいかもしれない。まぁDFとのコンビネーションその他はまだまだこれからだけどね。尾亦もなかなかの出来、ゼ・カルロスほどの爆発力はないけど守備では安定してるし、積極的に上がって攻撃にも絡んでた。
次はホーム開幕の山形戦。山形も負けたとはいえ鳥栖相手に押し込んでいたし油断できない。コバさんが監督してるチームだしね。ジェルマーノ退場の穴はそのまま羽田が埋めることになりそう。あと、もう練習参加してる古橋の復帰があるかどうか。
それでもウチも水戸に苦戦したし、甲府も岐阜と引き分け、仙台−湘南も拮抗した試合だったし、鳥栖山形も油断できない。やっぱりJ2は今年も厳しい戦いが続きそう。まぁこういう試合で2−0で勝てたことは後々効いて来るかも。