今から鬱になってくる

秒速5センチメートル観て来ます


ということで行ってきました。

以下ネタバレも含むので反転&閉じます。
最初の踏み切りのシーンとラストは繋がってるんですよね。
でもラストは一瞬期待させといて・・・
1話目の「桜花抄」については近くて遠い距離というか、でも携帯の普及でこういうすれ違いのシーンって描きづらくなりましたよね。
中1という設定と雪で動かない列車そこまで用意しないとすれ違いが描けないってのもこれからの恋愛ものの課題になってしまいますね。
でもあれだけの思いで出会ったのに、伝え切れなかった思いが特にタカキのほうにのしかかっていくんだよな。
2話目の「コスモナウト」についてはもう無自覚なやさしさはむしろ罪って感じですね。また2話目のヒロインのカナエがまたイイ娘だけに、いつまでも引きずってんじゃねぇと張り倒したくなりましたよw
結局あの別れのあとの5年間という時間が2人を分けたというか、アカリが引っ越しても向こうになじめなかったことで始まった文通。あの時お互いに伝え切れなかった思い、そういうのが積み重なったって事なんでしょうか。
3話目の「秒速5センチメートル」に関しては、この章を深く描かなかったのはある意味正解でしょうね。
ここを深くやらないことで見てる人間に色んな思いを持たせそれぞれの実体験を含めたifを見ることが出来る。
それらの思い出が山崎まさよしの「One more time One more chance」とともに流れていく。アカリに似た雰囲気を持つ子をつい目で追ってしまうとかね、まぁ青春時代の痛い思い出をついてくれるw
ラストも賛否両論あるだろうけど、むしろそれでも世界は続いていくって感じで自分は良かったけど。

まぁ正直な感想は何故カナエと付き合わないっ!
いやイイ子ですよあの子は。3話で東京に旅立つタカキを見送って泣いてるシーンあれが一番キましたよ。